東京圏に住む栃木県出身の学生向け交流イベント“ジモトチゼミ”イベントレポートVol.1

東京圏に住むとちぎ出身の若者向けコミュニティ「Jimoto TOCHIGI」が、2019年からスタートした学生向け交流イベント“ジモトチゼミ”。

新型コロナウィルスの影響で、暮らしも、学校生活も、大きく様変わりした2020年。家族や友だちのこと、自分の将来のことについて考えた人もきっと多いはず。

こんな時代だからこそ、同じとちぎ出身の学生同士、悩みを共有したり、地元のことについて語り合える場を作りたい。そんな思いのもと、今年はオンライン上でジモトチゼミを開講することにしました。

記念すべき第1回目の様子を、真岡市出身のライター・森谷 真依がレポートさせていただきます。

イベント概要はこちらをご覧ください

今回、司会を務めていただいたのは、下野市出身の永井 塁さん。永井さんは、東京での芸人活動を経てUターンし、現在はテレビやラジオのパーソナリティなどを務める傍、「笑い場しもつけ」のプロデュースや学習コンサルタントなど多方面でご活躍されています。

永井さんの軽快なトークで始まったジモトチゼミ。Uターンして県内で活躍されるゲスト2名をお迎えして、仕事や暮らしのことなど、様々なお話を伺いました。

はじめに登場したゲストは、ジュエリーショップ「INO」代表の猪股 大二さん。大田原市出身で現在31歳の猪股さんは、東京のジュエリー専門学校を卒業後、都内の宝飾製造販売会社でジュエリー製作に従事したのち、2019年にUターン。那須塩原市内でジュエリーショップを創業しました。

 

“体験を重ねられる”という地元ならではのメリット

猪股さんは地元で自分のお店を持つにあたり、家賃などの各種コストが抑えられたといいます。

永井さん:「都市部でスキルやお金を貯め大きく開業するのではなく、早い段階で地方のビジネスの拠点を持てたことは、今後の作品作りにもプラスになると感じますか?」

猪股さん:「東京ではなく地元で創業したことで、体験を先に重ねられるということがありますね。お店を出してお客さんも来てくれて、やっていくうちにこうしたほうがいいという勉強にもなります」

ここでのキーフレーズは”体験を重ねられる”ということ。都市部と比べて競合相手が少なく、創業コストを最小限に抑えられることで”自分のなりたい”をいち早く実現し、若いうちから体験を重ねることができたのは、地元ならではのメリットだということが分かりました。

 

一度外に出て見るからこそ分かること。客観的な視点に立って目の当たりにした地元の面白さ

そして2人目のゲストは、益子町役場職員の深谷 真紀子さんです。益子町出身で33歳の深谷さんは、神奈川県で学生時代を過ごしUターン。益子町職員として、地方創生や移住支援等の業務に携わっていました。現在は育児休暇中です。

地元にUターンしたきっかけは、公民館で子供からお年寄りまで、学校や家庭以外で学びたい人向けに支援する“社会教育主事“という職種に興味をもったことだそうです。

深谷さん:「自治体に就職しようと決めて、最初は神奈川や東京ばかり見ていました。でも地元に目を向けたら、陶芸家や移住者が多くて面白そうな自治体があるなと思いました」

就職活動を通して離れたところから地元を見たときに、今まで気が付かなかった地元の面白さや隠れていた地元の魅力、当たり前のようにあった日々の幸せなど、近すぎて見えることができなかった視点が得られるといいます。

そんな深谷さんは、町役場の仕事のほかにも、市民団体が運営するコミュニティカフェ「ヒジノワ」に立ち上げから関わるなど、地域を盛り上げるため様々なプロジェクトに関わっています。

 

地元で自分らしく活動されるお二人のセッション

猪股さんは益子町の陶器市で見たお皿にインスピレーションを受けて指輪を作成した裏話や、深谷さんの移住を希望する方からの相談を受ける「つなぐスペシャリスト」としての取り組みなど、リラックスした雰囲気でお互いの気になることを深掘りすることができました。

「ジモトチゼミで知った人に直接会うということが次の段階」と永井さんが言っていたように、オンライン上で終わらせるのではなく、自分なりにインプットした後に現地に足を運び、リアルな温度を体感することで、はじめて得られるものや芽生える気持ちが大きいのではないかと感じました。地元をもっと知るための小さな一歩を後押してくれるような、そんなわくわくさが余す所なく詰まった会でした。

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