“ジモトチゼミ”イベントレポートVol.2

東京圏に住むとちぎ出身の若者向けコミュニティ「Jimoto TOCHIGI」が、2019年からスタートした学生向け交流イベント“ジモトチゼミ”。

第1回目では、「とちぎで好きを仕事に!!」をテーマに、とちぎにUターンし活躍するゲストのお二人からお話を伺いました。

そして、第2回ジモトチゼミのテーマは「同世代のキーマンと語る!ジモトーーーク!」

地元のあれこれを深掘りし、オンラインでも数多くの出会いを生み出した第2回ジモトチゼミの様子を、学生ライター・森谷がお伝えします!

今回の司会は、小山市のコミュニティFM局「おーラジ」にて、パーソナリティとして活動している狐塚 沙也香さん。

狐塚さんは群馬県の大学に進学後、Uターンし、地元の金融機関に就職。4年間勤めた後、小山市の情報発信をするラジオ局に就職。現在はフリーマガジンの制作やイベントの企画なども行いながら、様々な人と関わる日々を過ごしています。

そしてゲストは、「栃ナビ!」の営業として活動をしている平野 可奈さん。

平野さんは山形県の大学に進学後、Uターンし、「栃ナビ!」を運営しているヤマゼンコミュニケイションズ株式会社に就職。現在はタウン誌やフリーペーパーの制作などに携わっています。

狐塚さんと平野さんはともに、県外大学に進学後、栃木県にUターンしたという経験があります。

そんな共通点があるお二人に「Uターンしてよかったことランキング」を作成していただき、生配信中に発表してもらいました!

まずは狐塚さん。

1位 やりたい仕事に出会えた!

2位 友達が私のもとに帰ってくる!

3位 人が多すぎない、だけど、行きたいところに行きやすい

 

続いて、平野さん。

1位 家族にすぐ会える

2位 県外の友人に栃木の魅力を伝えることができる

3位 栃木のことをより知ることができた

 

平野さん:「交通の便の関係から友達との旅行先が栃木になることも多いです。社会人になって栃木に住んでいるからこそ気がつけた魅力を案内して伝えられるところもいいですね。思っていたよりも良いところだね、とポジティブな反応も多くて嬉しいです」

狐塚さん:「とても分かります!私も2位で同じようなことを挙げたのですが、長期休みになると友達が連絡をくれて、ツアーコンダクターのごとく案内しています(笑)それができるのも地元にいるからこそ。みんなから連絡も来やすいし、地元にいるからつながっている友人もいますね」

平野さん:「地元の友人は半分以上が県外に出てしまったけど、休みのときには連絡が来るのでつながりを保てているかなと感じますね。自分がここにいることで栃木県に集まってくれる。ひとつの居場所になっていると感じます」

また、お二人は「Uターンしたことで家族との連絡や会う頻度が増え、仲が良くなったと感じる」と話します。

なにかがあったときに頼れる存在が近くにいること。つながりに加えて安心という面でも、距離的な近さは心の余裕を生むのかもしれません。

2人のランキング発表の後は、グループワーク!

参加者が5グループにわかれ、「県外にでて良かったことランキング」を作成し、発表。

オンラインイベントでもこういった交流の機会があることはとても嬉しいですね!

参加者同士の交流のあとは、お二人に質問が。

質問:栃木県内の求人について、お二人はどこで情報収集しましたか?

平野さん:「私は栃木県に絞って就活をしていたわけではなかったので、企業説明会でたまたま今の職場に出会った感じですね。でもUターンしようと決めてからは、栃木県の企業情報を発信しているところへは積極的に足を運びました。偶然の出会いはWeb上だけでは難しいところもあるので、気になったところへは積極的に参加してみるのがいいかもしれません」

狐塚さん:「東京圏の企業の情報は多い上に、入って来やすいですよね。とりあえず行ってみると、東京圏の大きな企業や全国転勤の企業ばかりで、自分の求めるものじゃなかったなと感じていました。一方で、地方の就職活動のほうがちょっと遅れて始まるイメージです。各市町村でやっている就活イベントに行ったり、あとは『栃木県 就職』や、『小山市 就職 〇〇年』といったワードでネット検索したりしていました」

確かに、Uターンしたいと思ってもどこに情報が載っているのか分からないといったケースも多くあると思います。

都内の大きな企業は何もしなくても情報が入ってくるのに・・・と思ってしまうかもしれませんが、県外から地方就職を考えている人は、自分から積極的に行動する、といった意識が重要になるのかもしれません。

この記事を読んで、地元についてもっと知りたい、なにか行動してみようかなと思った方はまずはジモトチゼミに参加してみませんか?

2月まで月に1回開催します。

詳細は決まり次第、ホームページやTwitterで発信していきますので、ぜひチェックしてください。

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